ベータ研究所の川上泰弘です。
ベータ研究所では、「キッズキャリ」として、医者、弁護士、公務員など、子供たちの「なりたい」夢を応援しています。
必要な準備や今後のステップなど、その道のベテランがご紹介。子供たちやお父さん/お母さんのご質問にもお答えします。
ご両親があまり知らない業界にチャレンジする子供たちの味方です。是非、子供たちの動機付けにご活用頂ければと考えています。
もしよろしければ、是非こちらより「キッズキャリ」の詳細をご確認いただければ幸いです。
今回のセミナーでは小学高学年・中学生の皆さんに外資系金融機関では何をやっているのか、金融市場ではどんなことが起こっているのか、どんな仕事があるのか、どんな得意が役に立つのか、どんな勉強をしたらよいのか、など、「将来金融機関で働きたい!!それも外資系金融機関って面白そう!!」という子供たちにその仕事の醍醐味や将来の可能性についてわかりやすくお知らせしたいと考えています。投資の世界に興味のあるお子様には、是非ご参加いただければと思います。
そして、お子様が投資に強く興味を持ったら、どうするかです。私のおすすめは、「未成年口座」を開設し、ご両親と一緒に投資を始める、というものです。
例えば、楽天証券様で親御さんの口座を開け、その後、お子様名義の口座(「未成年口座」)を開けます。それらをIFA口座としていただくことで、親御さん名義の投資とお子様名義の投資にIFA(ファイナンシャル・アドバイザー)が確りと付き、一緒にご投資に体系立って取り組むことが可能となります。IFAの専門知識をフル活用して頂くことで、お子様にとって実践的な投資教育の機会としていただけます。
簡単に未成年口座についてご説明すると、未成年口座とは満20歳未満の未婚の方を対象とした総合取引口座のことです。原則、お取引は親権者又は未成年後見人が取引主体者(未成年口座の入金・発注等を実際に行われる方)として、未成年者本人に代わり、未成年者の財産を管理することを目的として、口座開設並びにお取引いただけます。また、未成年者が満15歳以上の場合は、未成年者本人を取引主体者とすることも可能です。
ここで、ご両親の口座とお子様の口座を分けることも実はとても大切です。それは資金ニーズが異なり、リスク許容度が異なるからです。お話を伺うことでそれぞれの口座で取れるリスク量を定め、それぞれどのような投資方針で取り組むか定めます。こうすることで、リスクを取りすぎることを防ぐことができます。また、口座それぞれで運用スタイルが異なることも、お子様にとって非常にいい勉強になります。私は、投資には誰にでも当てはまる成功のスタイルなどなく、それぞれの投資家の状況にあった最適なスタイルを管理・維持していくことが重要と考えています。
IFA(ファイナンシャルアドバイザー)が投資のご相談に乗りながら、あらかじめご両親やお子様に投資へのアプローチや考え方をご説明した上で、その後、お子様とご一緒に投資を進めていくことができます。もちろん、その際ご質問があればお答えします!そして、ご安心ください。お子様が15歳未満であれば、ご両親のOKがないと、お子様だけでは投資の実行ができません。
ちゃんと体系だった投資方法を教えられるIFAの方についてもらうことで、あたかも家庭教師のようにお子様にとって非常に良い投資教育になります。加えて、将来の資金ニーズに備えてお金を運用することができるわけです。まさに一挙両得ともいえます。
もちろん、私も皆様のIFAになることができます。私は米国証券アナリスト資格と日本証券アナリスト協会認定アナリスト資格の両方を持っていますが、そのようなIFAは非常に少ないです。特に、米国証券アナリストは世界的に非常に権威のある資格で、日本人保有者は1300名程度となっています。もちろん、これまでにものすごい量の勉強と、実践をしてきました。
体系だった金融理論の適用にご関心がありましたら、是非お気軽に kawakami@peregrine.co.jp までご連絡いただければ幸いです。一緒に投資の世界を進んでいきましょう!
今後も不定期ではありますが、引き続き投資に関するお話をご紹介していきます。お楽しみに。
(川上泰弘, CFA, FRM)